こんにちは!田才諒哉(@ryoryoryoooooya)です。
先日、CAMPFIRE社が運営する「polca(ポルカ)」をはじめて使ってみました。
polcaは今話題のクラウドファンディングではなく、「フレンドファンディング」アプリといわれています。
今回は、クラウドファンディングとフレンドファンディングの違い、そして実際に僕が使って感じたpolcaを使うメリットと、支援を集める際に気をつけるべきポイントについてお話したいと思います。
polca(ポルカ)とは?
polcaは、クラウドファンディングサービスを運営するCAMPFIRE社によって作られたアプリで、polcaのホームページ上では以下のように説明されています。
やりたい事を思いついたら、企画をたて、必要な金額を友だち同士で集めることができます。
ものすっごく簡単に説明すると、「クラウドファンディングのミニ版」と考えてもらっていいと思います。
polcaとクラウドファンディングの違い
では、polcaとクラウドファンディングの違いは何なのでしょうか?
大きく、以下の点が特筆すべきことかと思います。
- プロジェクトを数分とかからず立ち上げることができる(通常のクラウドファンディングは早くても2週間ほどはかかることが多い)
- 手数料がタダ(通常のクラウドファンディングは15〜20%ほど。2018年4月現在)
- 目標金額を300円〜10万円の間で設定できる(通常のクラウドファンディングは10万円以上で設定しなければならないことが多い)
polcaで支援を集める方法
前述のpolcaの特徴に加えて、注意しておきたいポイントは、立ち上げたプロジェクトは自分自身でLINEやSNS等で拡散していかないと、プロジェクトを見てもらえないということです。
クラウドファンディングの場合は、プロジェクトを立ち上げると、クラウドファンディング会社のサイト上にも掲載されたり、場合によってはその会社のSNSやメールマガジン等でも発信される可能性があります。
しかし、polcaの場合は、立ち上げても何もしなければ、支援が集まることはありません。
逆にいうと、拡散を限定的にすれば、クローズドなコミュニティ内だけに周知され、その中だけでお金を集めることもできます。「××さんの送別会の費用を集めたい!」「たこ焼きバーティーの会費を事前に回収します!」なんてことも可能なわけです。
まとめると、polcaで支援を募る場合は、自分自身でどのツールを使って発信するのかを考えた上で、プロジェクトを始めましょう。
個人的には、社会性・公共性・多くの人のニーズに応えるプロジェクトでなく、かつ10万円以下の支援で十分という場合にはpolca、そうでない場合はクラウドファンディングというような使い分けが良いのではないかと思います。
実際にpolcaを使ってみました!
実際に僕もpolcaを使ってプロジェクトを立ち上げてみました。
具体的には、こんな感じです。
- プロジェクト内容を書いて、公開!(所要時間:5分くらい)
- SNSで拡散(所要時間:15分くらい)
- 睡眠(夜に立ち上げたので、拡散したあとはおやすみなさい)
- 朝起きると2万円以上の支援が!
■ 挑戦中のプロジェクトです!
バンコクで行われる国際ファンドレイジング会議(IFC ASIA 2018)に参加し、世界中のファンドレイザーから最先端のファンドレイジングを学びたい! - polca(ポルカ)
また、プロジェクトに挑戦するだけでなく、polcaを使っている知人のプロジェクトも応援しています。最近応援したプロジェクトは、元青年海外協力隊のタケダノリヒロさんのプロジェクト。
で、ここからが僕がpolcaの良さについて、もっとも強調したいところ。
タケダさんから僕のプロジェクトを応援していただき、そして僕もタケダさんのプロジェクトを応援する。つまり、お金の動きは実質ゼロなんです。
でも、僕はそれでもお金を循環させていくことに、意味があると思っています。
お金の循環は人を幸せにすることができるし、お金って無機質なものでなくて、想いが乗れば温かみのある素晴らしいものだってことを、polcaが教えてくれる気がします。
タケダさん(@NoReHero)のpolcaを応援して、そしてタケダさんからも僕のpolcaを応援してもらって、一見それって意味あるの?って思うかもしれないけど、お金だけでない「応援の気持ち」を送り合う素晴らしさがpolcaだと思う。ということで、タケダさんのpolca応援してます!https://t.co/XphI0FWjG8
— 田才諒哉@イギリス留学中🇬🇧 (@ryoryoryoooooya) 2018年4月18日
結局プラマイゼロでも、気持ちが行き交う分生まれる価値はプラスになってますよね。
— タケダノリヒロ@ルワンダから一時帰国中 (@NoReHero) 2018年4月18日
ということで、ファンドレイザー田才さんが国際会議に参加して学ぶのを応援するポルカはこちら!https://t.co/wZubR1XAXO #polca https://t.co/vG9U5bAKKU
お金の循環で人を幸せにすることができるし、お金って無機質なものでなくて、想いが乗ればすばらしいものだってことをもっと当たり前にしたい。ファンドレイザーとして、寄付を集めるだけでなく、そうしたお金に対するマインドセットも変えていけるような仕掛けやキャンペーンができたらいいなと思う。
— 田才諒哉@イギリス留学中🇬🇧 (@ryoryoryoooooya) 2018年4月18日
実際にpolcaを使い、そしていくつかのプロジェクトを応援してみて、今まで以上に「お金」というものに対する考え方が変わったような気がします。
何かはじめてみたいことがある、みなさん!
ぜひフレンドファンディングアプリ「polca」で最初の一歩を踏み出してみませんか?