世界への扉|国際協力ブログ

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国際協力とテクノロジーの最新事例ーブロックチェーンやドローンなど

こんにちは!田才諒哉(@ryoryoryoooooya)です。

大学院生活がはじまり、すっかりご無沙汰になっておりました…

 

ぼくが通っているサセックス大学のIDS(Institute of Development Studies)は、世界一の開発学研究機関なだけあって、国際開発にブロックチェーンビッグデータなど、最新の技術を応用していく分野で研究されている方が複数いらっしゃいます。

 

今回は、今後ますます国際協力の世界でトレンドになっていくであろう「テクノロジー」について、先進的な4つの事例をご紹介していきます。

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ID2020(ブロックチェーン

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近年注目を集めているブロックチェーン技術の応用は、国際協力の世界でも取り入れられ始めています。

有名なのは、国連WFP(世界食糧計画)による難民支援。

世界6,500万人の難民のうち、80%にあたる約5,200万人ほどが身分を証明できるものをもっていないといわれています。そうした身分証明書のない人たちは、銀行を開設できなかったり、仕事に就けなかったり、多くの課題を抱えています。

 

ブロックチェーン技術の応用プロジェクトで有名なのが「ID2020」。

id2020.org

ブロックチェーン技術によって虹彩を識別することで、現金やクレジットカードが保持できない難民に対し、スーパーマーケットでの日常的な買い物などを可能にしています。

 

UN Global Pulseなど、国連もこの分野にはどんどん力を入れていっているので注目です。

 

what3words

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世界の75%の国が、正確な位置情報を取得できない問題を抱えています。

特に開発途上国では、田舎にいけばいくほど住所を特定することは難しく、住所が正確に特定できないことは、病気などの有事の際に、人々の生活に大きな影響を与えます。

 

「what3words」の仕組みは非常にシンプルで、世界を57兆個の正方形(3m×3m)に分割し、それぞれの正方形に3つの言葉(例えば、table, lamp, spoon)を付与することで、世界のすべての位置情報を正確にしようとする取り組みです。

 

Zipline(ドローン)

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動画がかっこよすぎるので、とにかくまずは見てほしい!

 

開発の世界で今ホットな話題のひとつが「ラストマイル」。

開発途上国の地方では、雨が降ると道が遮断されてしまう箇所があったり、支援を届けるにあたって、地理的にアクセスが難しい場所があります。

 

Ziplineは、ドローン技術を活用することで、ルワンダ僻地へのアクセスを天候などに左右されず可能にします。

現在は血液の輸送プロジェクトを実施していますが、例えば通常なら陸路で4時間かかるエリアまで、わずか15分で届けることできます。

ドローンの活用で僻地まで必要な物資を届けるアイデアは、前述のwhat3wordsと組み合わせるとさらに威力を発揮しそうですね。

 

TRASH ROBOT

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TRASH ROBOTは、シカゴ川の環境汚染を防ぐためのアイデアで、環境保全、野生生物の保護を目指します。

川に設置されたお掃除ロボットを、いつでも、どこでも、だれでも遠隔操作することができ、まるでゲームのように操縦することで、河川のゴミを綺麗にしていきます。

 

彼らが目指すのは、「最終的にゲームがつまらなくなること。だって、ゴミがまったくなかったらつまらないでしょ?」って、かっこよすぎるわ。

 

 

いかがでしたでしょうか?

国際協力×テクノロジーは今後もますます注目されていくと思いますので、定期的に情報をアップしていければと思っています。

 

それでは!チャオ!