世界への扉|国際協力ブログ

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大学生の炎上クラウドファンディングについて思うこと。

こんにちは!田才諒哉(@ryoryoryoooooya)です。

本日こんな質問をもらいました。

 

国際協力、そしてクラウドファンディングの仕事に関わっていた人間として、この炎上クラウドファンディングについての見解を書きたいと思います。

 

質問内に出てきているタケダさんのブログはこちらです。当該プロジェクトの内容についてはタケダさんのブログで丁寧にまとまっているので、こちらを読んでみてください!

xn--rck1ae0dua7lwa.com

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クラウドファンディングを批判するのはナンセンス

結論からいうと、国際協力のプロジェクトかどうかに関わらず、どんなものであってもクラウドファンディングを批判することはナンセンスだと僕は考えています。

 

2011年のCAMPFIREやReadyforの登場から現在までに、クラウドファンディングはどんどん私たちの生活に浸透してきました。

そして、これまで心の中であたためていたアイデアがインターネットを通じて表面化されたり、なにかにチャレンジしたいと思う人が「お金」の壁を抜きにして同じ土俵で資金調達ができるようになりました。これは本当に革新的なこと。

 

クラウドファンディングは「お金」を集めることができる装置である以上に、本質的には誰もが挑戦できる社会を実現したり、まだ世にないアイデアが芽吹き、社会を変えていくことにあると思っています。

だからクラウドファンディングについては、プロジェクトオーナーがやりたいことを世の中に表明していくことは自由だと思っているし、そこの制限をかけてしまったら、クラウドファンディングという仕組みが存在する意味がない。

そして当然、クラウドファンディング会社も会社なので、最低限のリスクチェックは行ってくれていますし、僕らはその世の中に公開されたプロジェクトに対して、応援したい!と心が動けば応援したらいいし、そうでないなら、なにも「批判」をする必要は一切ない。

 

そしてもう一つは、キングコング西野さんも指摘していらっしゃるポイントについて。クラウドファンディングという仕組みを冷静にみたとき、インターネット上で自分で事業を興していることと何も変わりません。詳しくは西野さんのブログをご覧ください。

ameblo.jp

 

世の中のどんな事業もそうですが、人から求められるものは生き残っていくし、そうでないものはなくなっていきます。少し酷な言いかたですが、クラウドファンディングも達成しないものはしないで自然淘汰されていくんだと思います。だから、挑戦する自由のほうを尊重していいと僕は思っています。

 

今後もクラウドファンディング「そのくらいのお金は自分で稼げ」だったり、逆に「有名人なんだからお金をもってるだろ」という理由で批判され続けていっては、先に述べたクラウドファンディングの本質が達成されません。

 

クラウドファンディングに対する、社会の捉えかたがどう変わっていくかが、これからさらにクラウドファンディングが発展いく鍵になるのではないでしょうか。