こんにちは!田才諒哉(@ryoryoryoooooya)です。
北アフリカに位置するスーダン共和国にて、NGO職員として活動しています。
今日は、国際協力とSNSのお話です。
国際協力業界では、SNSを上手く使えている人がとっても少ないです。
ベナンで活動をしている内藤獅友さんや、国連に勤める亀山翔大さんが以前に以下のようなまとめを作っていらっしゃいましたが、僕もよくSNSやブログで目にするのはこのあたりの方々が多いような気がします。
もちろん、国際協力の仕事の中でも政府関係の立場であったりすると、なかなか発信がしにくいという実情もあると思います。
しかし、ことNGO/NPOに関していえば、無料で使えるこんなに良いツールはありません。お金が限られているNGO/NPOにとって、使いこなせば最強のツールになるはず。
そしてもう一つSNS運用に関して重要なことは、複数のSNSを効果的に使い分けるということです。
Facebookを最大のオンラインツールとして活用しているNGO/NPOは多いと思います。しかし最近、Facebookのパブリッシャー投稿が表示されにくくなりました。ザッカーバーグさんが「友人や家族の投稿を優先する」と述べているので、今後もこの傾向は加速すると思います。
この記事を見たとき、「SNSのリスク分散」が重要だと感じました。
Facebook一本で頑張っていても、このようにFacebookのアルゴリズムが変わってしまえば、とてつもない打撃を受けることになります。
日常的にFacebookだけでなく、TwitterやInstagram、LINE@やYouTubeなど複数のチャネルを持っておくことは、オンライン経由でのファン獲得や寄付集めのために大切なことだと思います。
加えて、InstagramやYouTubeができた当初は、こんなにインスタ映えだのYouTuberだの盛り上がる気配はありませんでした。いつどのSNSが爆発的ヒットをするかもわからない時代なので、早乗りしておくメリットもあると思います。
しかもSNSの使い方ってインターネット上でもたくさん記事になっていたり、本にもなっているので、勉強もしっかりできる領域なんですよね。
個人的には、ゆうこすさんの『SNSで夢を叶える』という本がオススメです。
SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方
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あとは、とみこさんのnoteのこの記事も勉強になりました。
SNSは流行や細かい仕様の変更が度々行われるので、特に組織の中でマーケティングやファンドレイジングに関わる立場にいる人は、個人アカウントでも日常的に使っているとその変化に柔軟に対応できる気がします。
そしてSNSはやっぱり若い人ほど得意な印象があり、SNSで流行を生み出していくのも若い人が多いので、こうした立場からまず国際協力に関わってみるというのも、個人的にはアリではないかと思っています。
僕も今年はまだ挑戦できていないSNSにチャレンジしてみたいと考えています。
それでは!チャオ!