こんにちは!田才諒哉(@ryoryoryoooooya)です。
パラグアイ到着までに日本から5回フライトを使ったのですが、なんとそのうち3回でロストバゲージするという悲劇が起きました。
今回は、なぜロストバゲージが起きたのか?そしてロストバゲージが起きたあとの対応についてご紹介したいと思います。
ちなみになくなった区間は以下の3つです。
無事、帰還した荷物くん。
第一のロストバゲージ
最初のロストバゲージは「メキシコシティ(メキシコ)→グアテマラシティ(グアテマラ)」間、Volaris(ボラリス)というメキシコの格安航空会社を使ったときに起きました。
機内持ち込みができるサイズのスーツケースを持っており、持ち込み可能な10kgの制限もクリアし、機内に持ち込もうとしていたのですが、搭乗直前に「もう機内座席の上に荷物を入れられるスペースがないので、私たちが預かってもいいですか?預け入れ荷物と一緒にさせてください。」と言われました。
「これは結構ロストバゲージの危険がある」と察知しまして、パソコンだけは取り出して預けたのですが、案の定グアテマラに到着してみると、「すみません、荷物を降ろし忘れてしまい、メキシコに戻ってしまいました。」とのこと。
予想通りすぎた!笑
なんとなくやばい気がしたので、パソコンを救出して正解でした。荷物は明日戻ってくるので、また明日空港まで取りにきてくれとのこと。このあとでも紹介しますが、ロストバゲージした場合、特に格安航空会社だと自分で空港まで取りにいかなければならないケースが多いです。
また、荷物が到着したら電話します、と言われたのですが、旅行だとほとんどの場合電話は使えないですよね。またメールアドレスを伝えても、ほとんどの場合メールでは連絡がきません。
対応としては、ホテルなど宿泊先が決まっている場合は、そのホテルの電話番号を航空会社に伝える。もしくは、航空会社のオフィスの電話番号をこちらから確認し、ロストバゲージした日の夜や翌日に、誰かから電話を借りてこちらから連絡をする方が良いです。
僕自身の経験ですが、「連絡しますね」といって荷物が届いているのに連絡をくれない航空会社も多いです。あまりあてにせず、自分からコンタクトをするようにしましょう!
また対策としては、搭乗直前にやっぱり荷物を預けてほしいと言われた場合は、
- 貴重品、必需品は必ず取り出す
- 到着地で機内から降りてすぐ受け取れるように交渉する(預け入れ荷物と一緒にはしない)
- そもそも、なんとか機内に持ち込めるように交渉してみる
以上の予防策はとれたかもしれません。
第二のロストバゲージ
続いては、「カンクン(メキシコ)→ハバナ(キューバ)」間、アエロメヒコ航空を使用した際にロストバゲージしたのですが、これは本当になくなったのが謎でした。
カンクンからハバナまでは2時間程度、しかも直行便だし、チェックインは余裕をもって2時間前に済ませたくらいだったのに、なぜかキューバに到着すると荷物はなく…(ちなみに一緒に旅をしていた相方は無事でした)
乗り継ぎがあったりするならまだしも、この条件でロストバゲージするなんて、もはや荷物を預けることを何も信じられないよ!笑
ということで、こればかりは防ぎようがなかった気がするのですが、なくなったときの対応の注意点をご紹介したいと思います。
アエロメヒコ航空の場合、荷物がキューバに届き次第、宿泊先に郵送すると言ってくれました。とても親切な対応だと思うのですが、僕は郵送は結構危ないと思っています(それこそまたロストバゲージする可能性がある笑)。
なので、僕は以下のように交渉しました。
- 僕のキューバ滞在期間内に荷物が到着した場合は、キューバ・ハバナ空港内で預かっていてほしい
- その場合、郵送の必要はないので、僕が自ら荷物を取りに行くということ
- もし僕のキューバ滞在期間内に荷物が到着しなかった場合は、日本の住所まで送り届けてほしい
ここで重要なことは、第一のロストバゲージともつながるのですが、航空会社からの連絡や郵送を頼りにするよりも、自分で荷物を救出できる状況、条件で交渉することです。
実際、キューバ滞在期間ずっと荷物がないままだったのですが、キューバを離れるときに空港でロストした荷物を受け取ることができました。
これは荷物を空港内でキープしてもらっていたから受け取ることができたと思っており、もし親切にキューバの宿泊先まで郵送してもらっていたら、すれ違いになっていたか、またロストバゲージが起きていたかもしれません。(実際、キューバ人いわく、国内の郵送は1週間くらいかかったりするそう)
第三のロストバゲージ
最後のロストバゲージは「サンティアゴ(チリ)→アスンシオン(パラグアイ)」間、LATAM航空を使用したときでした。
これも結構なくなる予感はあって、チリはトランジットで経由していたのですが、その前の便「リマ(ペルー)→サンティアゴ(チリ)」が大幅に遅れたため、サンティアゴ空港内でのトランジット時間がほぼありませんでした(20分くらい)。
対策としては、そもそもトランジットが2時間未満のような航空券だとロストバゲージのリスクが高まるので、できればそうしたトランジットを避けることかと思います。
どうしても2時間未満のトランジットを利用しなければならない場合は、なくなっても困らないものだけを受託手荷物にするようにしましょう。(僕はもうこのときはなくなっても困らないものしか預けてませんでした)
さて、パラグアイに到着し、ロストバゲージした後の対応ですが、だいたいどの空港も出口の手前に「ロストバゲージ専用のカウンター」があります。
このカウンターへ行き、パスポート番号や宿泊先とともに、「いつ・どこで」荷物を受け取りたいのかを明確に伝えましょう。
もはやロストバゲージの手続きにめっちゃ慣れた。笑
一番安全なのは、やはり空港に自分自身で受け取りにくることだと思います。
受け取りの際の注意点としては、「自分が利用した航空会社のオフィス(出発口)」で受け取れるのか、「空港のロストバゲージカウンター(到着口)」で受け取れるのか、どちらかを確認しておきましょう。
だいたい、上の2つのどちらかで受け取れるのですが、空港の出発口と到着口が大きく離れていたり、階が異なっている空港もあるので、事前に受け取り場所が空港のどの場所なのかは明確にしておくと、受け取りの際にスムーズです。
ロストバゲージはする前提でいるにこしたことはない
いかがでしたか?
今回の旅だけでも60%の確率でロストバゲージをしました。。
ただ、ロストバゲージをしても、適切な対応、特にこちらの要望をできる限りしっかり伝えることで、なくなった荷物は返ってくることがほとんどです。
しかし、第二のロストバゲージのように、どうにもこうにも防ぎようがない状況でもロストバゲージは起こってしまうので、預け入れ荷物にはなくなってもいいものをはじめから入れておくことや、機内持ち込みの荷物には、預け入れ荷物がなくなった場合でも困らないように数日分の下着を入れておくなど、事前の準備をすることで、ロストバゲージをした場合でも海外旅行を不自由なく過ごすことが可能になります。
少しでも参考になれば幸いです。
それにしても、もう荷物を預けることが恐怖でしかない・・・笑
それでは!チャオ!