こんにちは!田才諒哉(@ryoryoryoooooya)です。
北アフリカに位置するスーダン共和国にて、NGO職員として活動しています。
今日は、休日に見た「スーフィーダンス」についてご紹介したいと思います。
スーフィー教
スーダンは人口の約7割がイスラム教徒の国ですが、その中に「スーフィー派」という宗派が存在しています。
イスラム教の休日である毎週金曜日、日没時のお祈り(マグリブ)前にモスクに集まり、「スーフィーダンス」「スーフィーの舞」と呼ばれるお祈りをします。
こんな感じ。
イスラーム神秘主義ともされるスーフィー派のお祈り「スーフィーダンス」を見てきました。色んな国に行って思うことは、日本は本当に変で変わった特殊な国で、世界と宗教を切り離して語ることはできないということ。 pic.twitter.com/QvVoBJ0dQV
— 田才諒哉@アフリカ/スーダン (@ryoryoryoooooya) 2017年8月11日
イスラム教が大多数を占める国で生活するのはスーダンが初めてなのですが、これまで生活してきたザンビアやパラグアイでも日常生活に宗教が根付いており、国際協力の仕事をする上でもそうですが、世界と宗教は切り離して語ることができないものだなあ、と改めて感じました。
なんだか懐かしいこの感じ・・・
スーフィーダンスを1時間ほど見ていたのですが、ずっと見ているとなんだか郷愁すら感じ始めました。
で、帰宅してから気づいたのですが、
これは・・・
「ますらを」ではないか!!
ますらをとは・・・
僕の母校である新潟高校の応援歌B(Bだっけ?Fくらいまであったからどれか忘れました笑)で、体育祭や卒業式など行事のときには必ず歌い、新潟高校の卒業生なら、誰しも卒業後何年経っていても完璧に歌える(はずである)。3番の歌詞が「青山」をひたすら連呼するという謎の歌詞で、一時期Twitterで話題になった。
説明するより見る方が早いので、こちらをご覧ください。
そう、「ますらを」の振りが「スーフィーダンス」の振りと相当に似ている・・・!!
しかも入学してすぐにやらされる「応援歌練習」の様に、円の中にはちょっと地位の高い人たちがなにやら指示を出している。
ケンタカの後輩に指摘されて気づいた。これ「ますらを」だ。音無しにしたら丈夫のリズム当てはめられるレベル。丈夫のルーツはスーフィー教だったのかも、しれない。 pic.twitter.com/CLEbGLMjMA
— 田才諒哉@アフリカ/スーダン (@ryoryoryoooooya) 2017年8月12日
「ますらを」のルーツはスーフィー教にあったのか、もしくは「ますらを」が海を超えスーダンまで伝達されたのか、謎は深まるばかりですが、宗教は奥が深いなあと思いつつ、ケンタカ(新潟高校の略称)が懐かしくなりました。
と書いている今日は、どうやら地元新潟で僕たちの代の同窓会が開催されているそうで、基本的には日本よりも海外での生活の方が好きな僕ですが、同窓会とか友達の結婚式になかなか出れないのだけは未だに結構つらいです。
日本に帰ったときはみなさん会ってやってください。
それでは!チャオ!